瀬戸内の伊吹島、文化継承へ〜亀善人の挑戦〜
「はじめて訪れても、どこかなつかしい島。」もっと多くの方に知ってもらいたい!

伊吹島は香川県最西端に位置する島。
地元の名物 「讃岐うどん」の出汁にはかかせない「伊吹いりこ」の生産地です。
かって繁栄を誇っていた伊吹島漁業は今、窮地に陥っています。
「讃岐うどんの出汁が、伊吹いりこ出汁でなくなる日」
地元民にとって「地球最後の日」を向かえてはならない!
そんな想いで立ちあげたのが「伊吹島プロジェクト」です。
プロジェクト概要
伊吹島(いぶきじま)は香川県最西端の瀬戸内海に浮かぶ離島で、香川県観音寺市に位置します。
そこで作られてきた「伊吹いりこ」は、香川名物「讃岐うどん」の出汁には欠かせない特産品です。「いりこ」とは、カタクチイワシの煮干しを指します。
伊吹島は、周囲を良好なカタクチイワシの漁場に恵まれ、イワシ漁師の親方(網元)は「イリバ」と呼ばれる煮干し加工施設を持ち、自分の船でとったイワシは、すぐさま「イリバ」に持ち帰り加工する仕組みを編み出しました。漁獲と加工を一気通貫させる無二のシステムから生まれる「伊吹いりこ」は、新鮮で上質なことから人気を呼び、昭和63年には伊吹漁業協同組合単体の煮干し売上げが日本一という金字塔を打ち立てました。
『伊吹いりこが大ピンチ』
かつて繁栄を誇っていた伊吹いりこ漁は、今窮地に陥っています。最盛期には27軒あったイリコ漁網元は、漁獲量の減少と魚価の低迷により15軒までに減少しています。
「讃岐うどんの出汁が、伊吹いりこではなくなる日」。それは、地元民にとって「地球最後の日」も同然。そのような日を向かえてはならない!
そんな想いで立ちあがったのが伊吹島プロジェクトです。
プロジェクトメンバーは、島の対岸にある観音寺市などの居酒屋や商店の店主から地域の高校生までの広い層で形成されていて、「伊吹いりこ」や「釜揚げいりこ」の商品開発や普及活動に取り組んでいます。全国の小学校への魚食授業(オンライン)を実施し、2022年7月ANAグループと観音寺市との連携協定の一環として、ANAあきんど株式会社と共に、伊吹島のエシカルツアーの造成などを行っています。
現在の伊吹島の状況
『すべては、漁業からはじまっています。』
漁業が伊吹島の生業です。漁業が島の暮らしを支えているのです。でも、そこに決して明るい未来は待っていません。
もし、漁業が衰退してしまったら…、働き盛りの若者がいなくなる。すると子供がいなくなる、小学校が閉校する。高齢者だけの限界集落の島。これは火を見るより明らかなこと。
網元たちはそれを憂慮しています。近年の漁業不振の中で、今、なんとか踏みとどまってる状況なのです。
幸いなことに網元たちの多くには後継者がいます。網元の家で生まれ育った者として家督を継承する昔からのしきたりが、今もちゃんと機能しているのです。網元たちにとって、後継者がいることが漁業を続けていく糧となっています。「俺たちが、やれるところまで漁業をやるしかない」と。
それでも、成長が見込めず徐々に衰退している島の生業。「なにか新しい糸口を見つけたい」。「伊吹島プロジェクト」は、そんな網元たちの一縷の望みでもあるのです。
伊吹島元気隊の亀善人こと三好洋市さんの想い
「伊吹島元気隊」という、島の活性化に取り組む人たちがいます。その一員、三好洋市さんは島民が減少し空き家が増えてしまった島の状況を憂いています。島の3分の2は空き家。「この状況をなんとかくい止める方法がないものだろうか…。」
増えていく空き家の管理は行き届きません。島外へ出て行った者たちの音信も徐々に薄れていき、崩れていく家屋をただ見ているしかない。
でも、黙って見ているわけにはいかないと、動き始めた人たちがいます。伊吹島元気隊の活動「ベンチプロジェクト」を紹介します。
・ベンチプロジェクト
三好さんは、これまで島のあちらこちらに「ベンチ」を制作してきました。
「ベンチ」は
- みんなが集える場所。待ち合わせ場所。
- そこから眺める景観を、ゆったりと観賞できる場所。
- 同じ時間を共有できる空間。
伊吹島の西浦(にしら)の浜に制作した「大きな椅子」は、SNSで情報を知った若者たちが訪れる島の名所になっています。定期船いぶき丸が着く真浦港からは不便な場所ですが、訪れた若者たちはその「大きな椅子」にみんなでよじ登って海を眺める。その時の感動は格別だと言います。
この『大きな椅子』は、三好さんが瀬戸内国際芸術祭2013年の開催時に伊吹島にやってくる観光客へなにか「おもてなし」ができないかと熟考を重ね、自主制作した作品です。
また、芸術祭開催期間中には伊吹島元気隊が中心となって、伊吹丸で帰る観光客に岸壁から大漁旗でお見送りする活動を行っています。いつまでも、いつまでも「ありがとうございました!」と大漁旗を振る元気隊の姿を、記憶にとどめている来島者は少なくありません。
そんな活動を通じて親しくなった人たちからの進言もあり、三好さんはアニメ「ドラゴンボール」のキャラクターを連想させるような風貌に変身していきました。それも彼なりの「おもてなし」の姿勢なのです。
三好さんは、こう考えてきました。
「島の人口が減少している中で、島外の人たちを受け入れて、この島の良さを理解してもらいたい。」「この島が廃れないために来島者を迎い入れ、おもてなしができる環境を整えたい。」と。
伊吹島ビジターセンターの設置
三好さんは、島外に住む幼馴染から真浦港を見下ろせる高台の空き家を借り受けました。
ちなみに、島の子供たちは今でも年上なら誰にでも「ニィーやん。ネェーやん」と呼びかけ慕い、本物の兄弟のような連帯感をもっています。その関係は生涯続いていきます。三好さんにとっても幼馴染は兄弟みたいなもの、我が兄弟の家が荒廃していくのはつらいのです。
▼高台の空き家を改装してビジターセンターを作ります。
島民も集える場所。そこが島の案内所となり、来島者と島民の会話が生まれる。島のくらしや言語、文化が伝承されていく場所となっていけばベストだと考えています。
そして、少しずつ来島者が増えていけば宿泊ができるスペースを増設したり、管理する人を雇用することができるかもしれません。
▼次にビジターセンターの前庭に、ウェルカムベンチを設置します。
ビジターセンターが出来上がった暁には、来島者は定期船いぶき丸に乗って真浦港下船した後、浮き桟橋を進んでぜひビジターセンターにお越しください。ビジターセンターを島民たちが来島者を迎え入れる「おもてなし」の場所にしたいです。
伊吹島プロジェクトでは、ビジターセンター前庭のスペースを整備し、ウェルカムベンチを制作・設置するための資金25万円の支援をよろしくお願いいたします。
はじめて訪れても、どこかなつかしく思える島づくり
伊吹島プロジェクトは、「この海の恵みを、ずーっと先の子どもたちへ伝えていきたい!」との思いで結成しています。この思いは漁業だけでなく伊吹島の暮らしがずーっと続いていくことを願っています。
伊吹島プロジェクトのミッション
Mission1 ;持続可能な島の生活を実現すること。
もはや人口が減少してしまっている島を、島の人たちの努力だけで再興させることは困難だと思います。できるだけ多くの島外の人達に、伊吹島を「心のふるさと」と思っていただくことに尽力していきます。
真摯に取り組む漁師の姿や島民のくらし・文化を伝えることで、伊吹島のファンを一人でも増やしていきたいと考えています。そのためのビジターセンターの「ウェルカムベンチ」を制作します。
Mission2 ;「幻の芋イブキホワイト」を絶やさないこと。
通称アメリカ芋(品種は七福)と呼ばれた稲作不可の伊吹島の暮らしに欠かせなかった白芋。それは島の主食でした。戦前から島民はそれぞれ自家用の畑で栽培し、収穫物は家内に掘った芋甕へ保存し閑散とした島の冬を越えてきました。収穫の一部を種芋として毎年栽培しているので、この芋は伊吹島独自の種と言ってよいと思います。
これまでの島民の生活の証であった白芋。やがて島外から米が入ってくるようになり、芋を食してきたご高齢者の数も減少し白芋の栽培量も減少してきています。
「この伊吹島種を絶やしてはいけない」と、三好さんが所属する「伊吹島元気隊」が3年ほど前から島の休耕地を開墾して、この白芋を植え付けてきました。
サツマイモよりほんのり甘い白いサツマイモ(白芋)を、島外の人にも知っていただきたい。「伊吹いりこ」と並ぶ特産品にしたいという意気込みで伊吹島の白芋に「イブキホワイト」の名前をつけて、プロモーションを進めています。
リターンについて
リターン品として「幻の芋イブキホワイト」をご用意します。
「イブキホワイト」は今年イノシシの被害に遭いました。一度は全滅の危機に陥りましたが残しておいた種芋で再挑戦し、当初の予定より遅れて11月頃の収穫を見込んでいます。
野生のイノシシも好んで食べる程の甘さ。このイブキホワイトを皆様に伊吹島の名産品として是非味わってもらいたいと思っています。
他にも伊吹島ならではの特産品をリターン品としてご用意しています。
- IBUKIEBISUステッカー
- 伊吹島プロジェクト オリジナルTシャツ
- 亀善人オリジナルTシャツ
- 幻の白芋 「イブキホワイト500g分」+IBUKIEBISUステッカー
- 記念日(お届け日)が指定できる、めでたい!伊吹えびす鯛姿焼き「祝い鯛」(化粧箱入)
- 冷凍釜揚げいりこ120g×2袋と冷凍釜揚げいりこのフライのセット
- 亀善人さんがおもてなし 伊吹島1周ドライブ+伊吹島アートご案内
サクセス後のプラン
三好さんならこれまでの経験と技術を活かして、居心地のよいウェルカムベンチを実現することが可能です。
ベンチには島を案内する情報を掲示したり、定期船伊吹丸の到着にあわせて島の高齢者が案内人として常駐するようになります。
段階的に建物の改装を進めていき、ゆくゆくは島の食を提供したり簡易宿泊ができるように拡充していきたいと考えています。まず足掛かりとしての「ウェルカムベンチ」の設置が必要です!
サポーターの皆様へ
「伊吹島プロジェクト」は、島民や網元たちの一縷の望みであるとともに、島外の伊吹島ファンを束ねる、プラットフォームの役割でなければならないと考えます。
「島民と来島者の良好なコミュニティが形成されることで、伊吹島の未来を拓いていける。」伊吹島プロジェクトは、そのエンジンとして走り続けたいと考えます。ぜひとも、「伊吹島ウェルカムベンチ」の実現にご協力ください。
よろしくお願いいたします!
伊吹島プロジェクト
サーバント 加地 正人
伊吹島プロジェクトHP https://ibukijima.com/kamaage

伊吹島は香川県最西端に位置する島。
地元の名物 「讃岐うどん」の出汁にはかかせない「伊吹いりこ」の生産地です。
かって繁栄を誇っていた伊吹島漁業は今、窮地に陥っています。
「讃岐うどんの出汁が、伊吹いりこ出汁でなくなる日」
地元民にとって「地球最後の日」を向かえてはならない!
そんな想いで立ちあげたのが「伊吹島プロジェクト」です。
SUPPORT PLAN

縦約7㎝×横約5㎝のイブキエビスのステッカーです!
エビス様の由来・・・「えびすさん(よべっさん)」は明神(最も重要な神)とされ、 伊吹島三島(伊吹島、股島、円上島)の七浦に祀られている七えびすが、漁民達が守ってきた、伊吹島パワーの源です。
非売品ですので、是非この機会にご支援お願い致します!

縦約7㎝×横約5㎝のイブキエビスのステッカーと
亀善マークと亀善人の自筆の御礼文入りの伊吹いりこのセットをお届けします!
【常温品】
品名 カタクチイワシ煮干し
原材料 カタクチイワシ(香川県)、食塩
内容量 70g
賞味期間 製造から4ケ月
製造者 株式会社キョーワ
製造者住所 香川県三豊市豊中町岡本1207番地

島外ではなかなか手に入らない、イブキエビスをモチーフとしたオリジナルTシャツをリターン品としてお届けします!
こちらのリターンは白色Tシャツのみとなります。男女兼用のサイズのMサイズとLサイズをご用意してます。
是非イブキエビスを肌で感じて下さい!
サイズの希望はWonderFLYのトーク機能でご連絡下さい。
※アメリカサイズなのでいつもよりワンサイズ小さめでもOKです
【素材】
オンス:5.6oz
素材:綿100%(セミコーマ糸)
アッシュ:綿80% ポリエステル2%
オートミール:綿99% ポリエステル1%
ミックスグレー:綿90% ポリエステル10%
首リブダブルステッチ仕様

今回の発案者の「亀善人」さんのプリントが入った伊吹島限定レアTシャツ!
サイズはMサイズとLサイズの2種類。こちらのリターンはオレンジ色のTシャツです。
亀善人Tシャツを着て伊吹島に遊びに来てくれたらきっと良いことがあるかも?!
サイズの希望はWonderFLYのトーク機能でご連絡下さい。
※Tシャツ詳細
5.6オンス ヘビーウエイトTシャツ
素材:綿100%
※グレー:綿80%、ポリエステル20%
※ホワイトのみ綿糸縫製
印刷方法:デジタル転写

今回の発案者の「亀善人」さんのプリントが入った伊吹島限定レアTシャツ!
サイズはMサイズとLサイズの2種類。こちらのリターンはグレー色のTシャツです。
亀善人Tシャツを着て伊吹島に遊びに来てくれたらきっと良いことがあるかも?!
サイズの希望はWonderFLYのトーク機能でご連絡下さい。
※Tシャツ詳細
5.6オンス ヘビーウエイトTシャツ
素材:綿100%
※グレー:綿80%、ポリエステル20%
※ホワイトのみ綿糸縫製
印刷方法:デジタル転写

今回の発案者の「亀善人」さんのプリントが入った伊吹島限定レアTシャツ!
サイズはMサイズとLサイズの2種類。こちらのリターンは黒色のTシャツです。
亀善人Tシャツを着て伊吹島に遊びに来てくれたらきっと良いことがあるかも?!
サイズの希望はWonderFLYのトーク機能でご連絡下さい。
※Tシャツ詳細
5.6オンス ヘビーウエイトTシャツ
素材:綿100%
※黒:綿80%、ポリエステル20%
※ホワイトのみ綿糸縫製
印刷方法:デジタル転写

今回の発案者の「亀善人」さんのプリントが入った伊吹島限定レアTシャツ!
サイズはMサイズとLサイズの2種類。こちらのリターンは白色のTシャツです。
亀善人Tシャツを着て伊吹島に遊びに来てくれたらきっと良いことがあるかも?!
サイズの希望はWonderFLYのトーク機能でご連絡下さい。
※Tシャツ詳細
5.6オンス ヘビーウエイトTシャツ
素材:綿100%
※白:綿80%、ポリエステル20%
※ホワイトのみ綿糸縫製
印刷方法:デジタル転写

良質な「いりこ」の産地で有名な瀬戸内海伊吹島。「いりこ」の原料でもあるカタクチイワシを水揚げして即塩茹でした、 幻の漁師食材を使った一品です。
これまでは地元の伊吹島でしか食べることができなかった「釜揚げいりこ」を急速冷凍することにより、 鮮度と美味しさを保つことが可能となりました。 その釜揚げいりこを原料として、こだわりの衣をつけてフライに仕上げました。
伊吹いりこ釜揚げ120g×2袋と釜揚げいりこフライ200g×2袋をお届けします!
【商品特徴】
1.鮮度抜群
2.酸味の少ない上品なコク味
3.柔らかな食感で骨まで丸ごと食べられる
おつまみとして、またはケチャップやマスタードを付けてパテとしてパンに挟むのもおすすめです。サラダにもお使いいただけます。
【冷凍いりこフライ詳細】
名称:冷凍カタクチイワシフライ
原材料名:カタクチイワシ(瀬戸内海)、衣(パン粉、小麦粉、米粉、食塩、胡椒)、(一部に小麦を含む)
内容量:200g×2袋
保存方法:18℃以下で保存してください。
冷凍加熱前の有無:過熱してありません。
加熱調理の必要性:過熱してください。
製造者 株式会社キョーワ

【瀬戸内のピチピチ天然真鯛を姿焼き】
おめで鯛天然鯛の尾頭つきを、じっくり焼き上げて飾りつけしてお届けします(冷凍)。
ほっこり焼きあがって凍結していますので、冷蔵庫で12時間程度解凍してお召し上がりください。(飾り箱の大きさ外寸:370×180×150mm)
尾頭つきって:頭から尾まですべてが整っていること。首尾貫徹(かんてつ)している意味を表します。神様へのお供えものに使われます。
【同梱物】
●リメイクレシピつき:鯛めしや、潮(うしお)汁、鯛雑炊などにリメイクして、天然真鯛を堪能ください。
●お飾り用敷き紙:かごから皿へ盛付けする時の敷き紙をご用意しています。
原材料名 真鯛(瀬戸内)
食塩
内容量 400g(1尾入)
賞味期限 1年
保存方法 -15℃以下で保存してください
製造者 株式会社キョーワ
栄養成分表示 (100gあたり)
熱量:204Kcal たんぱく質:22g 脂質:11.6g 炭水化物:0.1g 食塩相当量:3.1g

伊吹島の仕掛け人「亀善人」が伊吹島の魅力を個別に案内します!
伊吹島の街中を亀善人とゆったり(?)ドライブで案内するリターンです。
直接、ベンチプロジェクトに対する想いをお伝えいたします!
このリターンを期に是非伊吹島へお越しいただけたらとても嬉しいです。
※1回のリターンで1日1組2名様までとなります。
※伊吹島までの交通費は支援者様のご負担にてお越しください。
※こちらのリターンの有効期間は2023年12月31日までとなります。
※細かい詳細の打合せに関しましてはWonderFLYのトーク機能でご連絡下さい。

幻のサツマイモのイブキホワイトをお届け!
別名「七福芋」はサツマイモの一種で、皮が白っぽいのが特徴で熟成させると糖度15%と、その甘さは栗きんとんに匹敵するほど。土壌や気候の影響を受けやすく、その希少性から「幻のさつまいも」と呼ばれています。
幻のイブキホワイト500g程度とイブキエビスステッカーの組み合わせです。